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日本でフルリモート勤務が可能なIT企業はどこ?本当に場所を選ばずに働ける企業を徹底調査

日本のテック業界におけるフルリモートとハイブリッド勤務の実態を解説します。

October 10, 20258 min read
日本でフルリモート勤務が可能なIT企業はどこ?本当に場所を選ばずに働ける企業を徹底調査

2020年以降、リモートワークは日本でもバズワードとなりましたが、実際には多くの企業が「リモートOK」と掲げていても、本当の意味でのフルリモートとは程遠い状況です。

海外出身のエンジニアが日本で柔軟な働き方を実現するには、本当に日本全国どこからでも働ける企業を見極めることが重要です。 2025年の最新情報をもとに、実際にフルリモートを実現している企業と、表面的な取り組みにとどまっている企業を比較してみましょう。

🌏 「日本全国どこでも」リモートワークの実態

日本のテック業界は、パンデミック以降大きく変化しました。 多くの企業が日本国内でのリモートワークを認めていますが、完全なフルリモート勤務――つまり、日本全国どこに住んでいても、オフィス出社が一切不要な働き方――は依然として珍しいのが現状です。

2025年現在、エンジニアに対して真のフルリモート勤務を公式に認めている企業は、ごく一部に限られています。 以下、実績のある企業をご紹介します。

✅ エンジニアに本当にフルリモート勤務を認めている企業(2025年版)

企業名勤務制度備考
PayPayWFA(Work From Anywhere、日本国内)「WFA – Work From Anywhere」制度を導入。一部のエンジニア職はフルリモートとして明示されています。メインサイトではハイブリッド勤務を謳っていますが、複数の求人でフルリモートが確認されています。
SODAフルリモート(日本国内在住者対象)求人情報に「日本全国どこからでもフルリモート勤務可能」と明記。エンジニアチームは英語とモダンな技術スタックで非同期に働いています。
TimeTreeリモートファースト文化(日本全国対応)公式サイトに「自由な働き方(働く場所を選べる)」と記載。エンジニアは日本全国どこからでもリモートワーク可能で、チームミーティングは時々開催されます。
Timeeフルリモート(エンジニア職のみ)エンジニアチームにはフルリモートを認めていますが、他の職種はハイブリッド勤務。SlackやNotionなどの非同期ツールで連携しています。
Noteフルリモート(日本国内在住者対象)GitHubのremote-jpリポジトリに掲載。複数のエンジニアが日本全国から完全リモートで勤務しています。

💡 上記の企業はすべて、税務・法務上の理由から日本国内在住を求めていますが、国内であれば居住地は自由です。

🏢 ハイブリッド勤務 — 依然として主流

フルリモートは増えてきているものの、日本のテック企業の大半はハイブリッドモデルで運用しています。 これらの企業では部分的なリモートワークは認めていますが、週に数回のオフィス出社や、月次でのチームミーティングが必須です。

企業名オフィス出社の要件備考
Mercari"Your Choice"ハイブリッドモデル社員は在宅とオフィスを選べますが、多くのチームで週1〜2回のオフィス出社があります。
SmartNews週2回のオフィス出社柔軟性とコラボレーションの両立を図った、明確なハイブリッド体制です。
マネーフォワード週2回の必須出社日公式に「ハイブリッドワークスタイル」を導入しており、最低週2日のオフィス勤務が必要です。
freeeHQ同期日ありのリモートワークリモートファースト志向ですが、定期的なオフィス出社が求められます。
Bekind Labs高い柔軟性を持つハイブリッドリモートエンジニアはほとんどの日をリモートで働けますが、代官山オフィスでの定期的なチーム同期があります。クリエイティブなコラボレーションとオープンなコミュニケーション文化を重視しています。

💬 日本におけるハイブリッド勤務とは、通常「柔軟なスケジュール、ただしオフィス出社は必須」を意味します。 もし東京以外に住んでいる場合は、応募前に正確な出社頻度を確認することが重要です。

🔍 日本で本当のフルリモート求人を見つける方法

日本で真のフルリモート職を見つけるには、少し丁寧なリサーチが必要です。 求人票が曖昧であることも多く、同じ企業内でも部署やチームによってリモート制度が異なる場合があります。

実際にやるべきことは以下の通りです:

  • 求人票を注意深く読む。 「フルリモート(日本全国どこでも可)」や「在宅勤務」といった明確な記載を探しましょう。
  • 面接時に確認する。 リモート頻度、オフィス出社の期待値、その制度が自分のポジションに適用されるかを明確に質問してください。
  • 会社全体のポリシーだけに頼らない。 柔軟性を謳っている企業でも、エンジニアに東京近郊への居住や月次のオフィス訪問を求めている場合があります。

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✍️ まとめ

日本におけるフルリモート勤務は、もはや夢ではありませんが、まだデフォルトではありません。 PayPay、SODA、TimeTree、Timee、Noteといった企業は先進的な取り組みを行っており、通勤や転居なしでも素晴らしいキャリアを築けることを証明しています。

もしあなたがグローバルなエンジニアとして日本のテック業界を探索しているなら、JapanTechCareersで最新の検証済みフルリモート・ハイブリッド求人をチェックしてみてください。 あなたの時間、スキル、そして働き方を本当に尊重する企業を見つけましょう。

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